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I LOVE 孤立

~集団や組織での孤立を促す絵日記BLOG~

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4月26日

~『夢見心地』~








集中力を欠いた午後の就業中、ぼんやりとした頭の中で、あたしは“同じイメージ”を繰り返していた。



そうあれはまだ、あたしが色々と閉じこもっていた頃に起きた、“ある布団の中での出来事”だと思う。


あの頃のあたしは、四六時中湿った布団の中にいて、今思い出してもゾッとするほどウジウジとしていた。


そんな寝てるのか起きてるのかさえよく分からない頭の中で、あたしを呼ぶ音が鳴ったんだ。


“ジリリリリッ”


『…。』


もぞもぞと布団から頭を出して、あたしは目覚まし時計をバシッと叩いた。


“ジリリリリッ”


『…?』


その音は“目覚まし時計からではなく、携帯電話から鳴っている”という事に気が付くのに、それなりの時間を使ったと思う。


『…。』


充電器が繋がったまんまの携帯電話を開き、着信の相手を確認すると、そこには“よく知っている親しい誰か”の名前が表示されていた。


その相手は、少なくともあたしの“この状況”を責めたりはしないし、これまで気分を害された事なんかたった一度もなかった。


だからあたしは、その着信に応じる事にした。


『はい…、』


「おは~♪ちょっと今忙しいかな?」


『ううん…、大丈夫』


「よしよし。じゃあ元気ないとこ悪いけどさ、“しりとり”しない?」


『…。』


「うそうそ、冗談だよ♪ちゃんと君に用事があるんだ、だからこうして電話したんだって~の」


『うん…、なに?』


「えっとね、もしも君がさ。まぁ、もしもの話だよ。

“はぁ…、代り映えしない毎日に、もううんざりだぜっ”

な~んて思ってたらさ、ちょっとお茶でも誘おうかと思ってね」



『いや、いい…』



「そっかそっか、オッケー♪じゃあさ、“しりとり”しない?」



そこであたしは携帯電話の電源を落とした。


そして、また布団の中へ潜り込んだ。







そこからふりだしにもどる。



何故だか分からないけど、そんなイメージを繰り返している。


なんか、たぶん。


本当はもっと続きがあったと思う。


何か楽しいような、嬉しいような事があったと思う。


だけどイメージは途切れてて、何度も同じ場面を繰り返している。


出口のない結末のないイメージだけど、不思議と心地のよい気分になれた。


この心地よさが、“それはとても素敵な出来事だったんだよ”と、そう教えてくれてる事は確かだった。








おやすみぶらざー
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[ 2012/04/27 00:00 ] 絵日記 | TB(0) | CM(0)
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